フィリピンの旅inネグロス１日目①(彷徨う日本人)

　フィリピン、ネグロス島、ドマゲッティに無事に到着した。空港はインドで見た光景とはまるで違い、いい意味で閑散としていた。執拗な声掛けもない。バックパックを背負い、いざ空港の外へ。久しぶりの熱気で、徐々にアドレナリンが湧いてくるのがわかる。初めてのフィリピンだ。

まずは、町に出て、拠点とするホテル探しから。街並みは素朴で、カラフルなお店がちらほら。田舎町という感じ。歩いて回ると安い宿がいくつかあったと思う。すんなりアットホームな宿を予約でき(この旅も相変わらず行き当たりばったりである笑)、部屋で一息ついたあと、目的地であるJICA要請のあった、配属先TESDAを目指す。ホテルの受付、町を散策しながらいろんな人に尋ねるが、みんな知らないという。やはり、この計画は無謀すぎたのか、そんな考えもよぎっていた。ある人は、近くにシリマン大学という島一番の大学があるから聞いてみたらとアドバイスをくれた。さっそく、翌日、シリマン大学を訪ねた。この日の夕食は、日本を出て数時間だが、和食レストランで食べた。大好物のすき焼きがあったので、注文すると３人分ぐらいの大きな鍋で、あまり美味しくないすき焼きがテーブルに。海外の食事はこんなもんだ。