協力隊結果発表

日記

 待ちに待った結果発表。郵送にて合否の書類が送られてくる。休日だったと思う。僕は小走りで寮の部屋に戻り、そっとそれを開ける。

結果は、、、

まさかの不合格

 勝手に合格するものだと思っていたから、頭が真っ白になった。あんなにみんなを説得して、ようやく得たチャンスが散ったのだ。泣きながら両親に報告した。

 何も考えることができず、かといってじっとしていられない。ふと、思い立ったのが献血だった。今考えると、この発想は全く理解できないが。。。

 悔しさで血が上っていたのか、血を抜いてやろうと思い立って、三宮の献血センターに行く。僕は元々血が苦手だったが、これを機に自分を変えたかったのかもしれない。抜く量は200と400mlで選べたので、控えめに200でお願いした。が、健康そうだからと400に変更された。リクライニングに座り血を抜かれること数分、血を抜く装置からコポコポ音がしだし、気づいたら気分が悪くなっていた。看護師があわてて真っ青な僕のもとに駆け付ける。リクライニングを反転させ、つまり足が上、頭が下で献血は中断となった。献血センターを出る際に、もう献血はしないでくださいと言われる始末。なんだこの結末。こっちだって願い下げだ。こんなはずではなかったのに。。。これ依頼、献血には行ってないし、これからも行く気はない。まさか、電車賃を払って、血の気が引いて、しまいには怒られて寮に帰宅するとは思ってもみなかったが、冷静にはなったので、最低限の目的は達成したとするが。忘れることの出来ない一日となった。

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