朝から、昨日教えてもらったシリマン大学に行き、聞き込み調査をする。謎に彷徨う日本人の相手をしてくれたのは、若い大学教授だった。片言の英語でTESDAに行きたいことを伝える。なんとなく伝わっている感覚はあったが、何度も教授が口にする単語があった。それは「パーパス」。この意味がどうしてもわからなくて、会話はストップ。教授も困った顔。しかし、教授がそのTESDAに連絡を取ってくれたみたいで、「TESDAから迎えが来ることになったから、待ってて」とのこと。まさかの強引な形で道が開けた。有難い。でも、英語力の必要性を痛いほど感じた瞬間だった。後日、謎の単語「パーパス」を調べると、「目的」という意味だった。何の目的でTESDAに行くのかを聞かれていたようだ。この言葉は今でも思い入れのある単語になっている。
感じのいい、おじさん運転手が、シリマン大まで迎えに来てくれて、謎の押しかけ日本人は無事に目的地TESDAに到着することができたのだった。
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