福島、二本松の駅に到着すると、地域の方々が横断幕を掲げ、手厚く歓迎してくれた。周りは見たことのない大雪に囲まれていた。正直、いろんな不安はあるが、一歩を踏み出した以上、やるしかない。新しい環境、知り合いも居ない状況は、みんな同じはず。誘導されるまま、バスに乗り込み、ひたすら山道を登って行った先に、JICA二本松はあった。初めて見る銀世界、ここも異世界だった。
同じ時期に、訓練を受ける人数は、青年海外協力隊、シニアボランティア(40歳以上の方)あわせて150人を超えていたと思う。今日から、このメンバーと寝食を共にすることになる。用意された自室で待機した後、大きなホールで説明を受けた。窓の外は、銀世界。
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