幸いにも私の通っていた工業高校には、有名企業の求人もたくさんきていた。最初、H田の技能五輪育成コース?みたいな求人があり興味を持っていたが、当時の自分の日記を読み返すと環境問題に関心があり、環境保全機器を製作しているM重工に興味が移っていった。(進路担当の先生がやけにこの会社はいいぞーと言ってた記憶があるが、、、)
当時の私は、地元に執着がなく、出来れば親元を離れて生活したい気持ちがあったので、神戸のM重工を受験することになった。結果は合格。高校卒業後は神戸で働くことが決まった。
M重工面接で覚えているエピソードを一つ。集団面接で端から順に答えていくスタイル。高校生活で印象に残っている出来事を聞かれ、みんな部活や学業で頑張ったエピソードを話す中、自分の隣にいた人が「ムカデ競争を頑張った」と言っていてふと二度見してしまった。その後、入社式に彼の姿はなかった。「ムカデ競争」は硬い大手の企業には相応しくないようだ。私の記憶には誰よりも残っているが。。。
余談だが、中学生の時に自分は「ものづくり」を仕事にするんだという人は、その土地の学力高めの工業高校に進学すると、結構大手の会社に就職出来ると思う。私の時は、成績と部活、資格等の総合評価順に企業を選べる制度だった。
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